甫与志岳

標高967メートル。国見(くにみ)山黒尊(くろそん)岳と共に構成される国見山系の最高峰。
南国的色彩が強く、サカキやヤブツバキなどの常緑広葉樹が山頂部まで密に茂り、一年中黒々と覆われます。

頂上は直径15メートルほどの大岩を露出した一大ドームからなり、低山ながら360度の大パノラマが楽しめます。
眼下には太平洋の岸良海岸、視界が良ければ南の洋上はるかに屋久島、種子島、北方に高隈山、霧島山等が望まれ、ハイキングに絶好の山といえます。

山頂の岩下には玉依姫、彦火火出見尊を祀る祠があります。
その昔、彦火火出見尊とその妻、豊玉姫の間には鵜茅葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)が生まれましたが、養育にあたった玉依姫は乳が出ませんでした。
そこで甫与志岳に登り湧き出る水を乳房にたらしたところ、乳が出るようになったことから母養子(ほよし)山と呼ばれるようなり、現在の「甫与志岳」という名称になったと言われています。

■主な登山口
・姫門登山口(標高620m):甫与志岳山頂まで約1.3km
・二股登山口(標高610m):甫与志岳山頂まで約1.6km … 登山口までの二股林道は倒木などのため通行できません。2020年1月時点

三岳縦走
肝付町を東西に分けるよう連なっている、900メートル級の3つの山「国見山・黒尊岳・甫与志岳」。
それぞれの山には祠が祀られ、三つの祠を回ることができれば妻をめとるという言い伝えがあります。
そのために、昔の若者は三岳縦走をして結婚を祈願したのだとか…。

肝付町の「三岳登山マップ」
肝付三岳会の「肝属山系三岳ルート等一覧」

 

名  称 甫与志岳
住  所 ・姫門登山口から山頂まで約1.3km
・二股登山口から山頂まで約1.6km
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