【きもつき情報局】第4回観光ガイド研修会を実施

肝付町観光協会が主催する第4回観光ガイド研修会が10月11日午後、肝付町高山地区で開催されました。
今回のテーマは「まち歩き」。高山地区の見どころ数カ所を見てまわりながら、講師を務めたNPO法人まちづくり地域フォーラム代表理事の東川隆太郎さんから観光ガイドとしてどのような点に注意しながら案内をすればいいのか、それについて実践的に学んでいきました。
冒頭、東川さんが参加者に強調したのは、初めの説明が大事だという点。具体的には「自己紹介」「行程や所要時間、地理的な特徴の説明」をしながら、参加者に安心感とワクワク感を同時に持ってもらうことの重要性を指摘しました。
また、まち歩きでもっとも注意すべき点として安全の確認についても触れ、町中を歩く際には必ず左右の確認をするとともに、多少遠くても横断歩道を通るようにして、事故が決して起きないように注意するよう参加者に促しました。
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武家屋敷跡の前を歩く参加者
以上の説明を受けて一行がまず向かったのは、その昔、高山を拠点として大隅半島一帯を治めていた肝付氏の歴代の墓がある盛光寺です。最近発掘調査があったばかりで、新しく掘り出された五輪塔などを見学しながら、肝付氏のことについて東川さんから説明を受けました。
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発掘調査で出てきた新しい五輪塔も並んでいます
次に向かったのは、盛光寺からそれほど離れていないところにある竹田神社。島津氏と肝付氏の複雑で密接な関係を示してくれる重要な史跡の一つです。そこでもまた、東川さんから「敵対しながらも政略結婚によって密接な関係があった島津と肝付」についての説明があり、参加者は地元にある重要な史跡に改めて驚いた様子でした。
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島津との深い関係性を示す竹田神社
今回は史跡から史跡に移動する手段が徒歩ということで、ときどき立ち止まりながら東川さんの説明を聞くことが何度かありました。そのときに東川さんが強調したのが、個人的な体験を交えながら話すことの大切さです。
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昔は地域の交通拠点としてにぎわっていた高山バスセンター(当時の面影はほとんどない)
たとえば、高山川にかかる橋を通る時には、東川さんの呼びかけに応えて参加者の一人が子供のころ、川で遊んだ話を披露。「そういう個人的な昔話が、お客さんにしてみればおもしろい話になるのです」という東川さんの説明に参加者は新鮮な驚きを感じたのでした。
途中、町内のカフェで休憩したあとに一行が向かったのは、現在やぶさめの練習が行われている四十九所神社です。そこでもまた、神社に関する説明を東川さんから受ける一方、やぶさめの練習では欠かせない「綱持ち」(馬が道から外れないように馬場に張られたロープを持つこと)を体験することになりました。
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四十九所神社で説明する東川さん(写真右奥)
参加者の中には、やぶさめをもう10年以上も見たことがないという人もいれば、本番は見たことがあっても練習風景は見たことがない、という人もいます。今回の研修会を通じて、改めて「灯台下暗し」を実感した参加者が多くいたのではないでしょうか。
次回は10月31日、内之浦地区でまち歩きと漁船クルージング、さらには内之浦宇宙空間観測所の見学をすることになっています。
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