内之浦エリアの、第12代景行天皇ゆかりの地。
景行天皇が即位して12年たった頃(西暦82年)、南九州に居住していたとされる熊襲を征伐するため天皇自らこの地を訪れます。
その際、内之浦の川原瀬(こらぜ)に海路から上陸し、小田に1泊し、叶岳に登って一帯を見渡し、ここに滞在することを決めました。
住まいは天子山の高屋宮とし、6年間滞在したとされています。
小田には、景行天皇が忘れた杖が根づいたとされる小田の楠が、叶岳には景行天皇をまつる叶嶽神社があります。
また滞在中、天子山のすぐ横に高屋神社を創建しました。
現在の天子山に建物はなく、跡しかありません。
基本情報
名 称 | 天子山 (てんしやま) |
住 所 | 高屋神社の鳥居をくぐり、右手の小道を進んだ先。 〒893-1401 鹿児島県肝属郡肝付町北方 |
文 化 財 | 「天子山」町指定 史跡(指定年月日:1965年1月9日) |
参考リンク | ・小田の楠 / Giant Camphor Tree in Koda ・叶嶽神社 / Kano-Dake Jinja ・高屋神社 / Takaya Jinja |
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