高山エリアの滝。
肝属川の支流の一つ・荒瀬川にある、緑に囲まれた3段の滝。
暑い日でも、冷たい滝のミストにより涼しさを感じるほど。
ゴザを引きマイナスイオンをたっぷり浴びながらのんびり涼をとるグループもいます。
一角にはよく手入れされた祠とお堂があり、町外からやってきて善意で清掃やお供え物をされている方もいます。
祠の番人のサワガニに聞けばこの場所がいかに愛されているか感じていただけるでしょう。
この滝がある波見(はみ)地区は妖怪「一反木綿」の故郷として知られています。
地元では「遅くまで遊んでいると一反木綿に襲われる」などと言って子供をしつけていました。
また日本の民俗学の先駆者・柳田国男の「妖怪名彙」(1938年初出)に、「一反木綿といふ名の怪物。さういふ形のものが現れてひらひらとして夜間人を襲ふと。大隅高山地方では謂ふ。」と紹介されています。
基本情報
名 称 | 轟の滝 (とどろのたき) |
住 所 | 〒893-1202 鹿児島県肝属郡肝付町波見 |
備 考 | 駐車場あります。 駐車場までの道が細いので大きな車は入れません。 川の水は冷たく、深いところもあるため、十分ご注意ください。 |
関連スポット | ・権現山 / Gongen-Yama (Mt. Gongen) |
エリア別マップはこちら |