約8年前に岩手県で始まり、その後、日本全国に広まった軽トラ市がここ、肝付町にもあります。
その名も「やぶさめ軽トラ市」。商店街の活性化を目指して肝付町商工会が毎月第一日曜に主催しているもので、3月3日にはその2周年を記念する「第19回やぶさめ軽トラ市」が町内の四十九所神社参道で開催されました。
軽トラックで運ばれてきた新鮮野菜がずらりと並びます
この軽トラ市とは、軽トラックを店舗に見立て、農作物や加工品などを販売するというもので、肝付町の軽トラ市にはさまざまな業者や婦人加工グループ、障がい者自立支援施設などが出店者として町内外から参加。軽トラやライトバンなどの車両を約330メートルの四十九所神社の参道に横付けし、地元の野菜や海産物などを販売します。
午前9時から始まった今回の軽トラ市では、春の朝市らしく、きれいな桃色に色づいた岩ツツジの販売ブースや、花苗の販売ブースがにぎわっているようでした。
両手に花いっぱいの買い物袋をさげた女性は「この日を毎月楽しみにしています。家が近くにあるのでたいへん便利ですし、また市場価格よりも安い値段で買えるのでうれしいです」と話していました。
花苗の出店ブースも人気コーナーの一つ
また、2周年を記念して午前9時と10時半には、それぞれ先着100パックの新鮮赤たまごが無料配布されるという「うれしいおまけ」もあり、買い物客を喜ばせていました。
大にぎわいの卵の無料配布
ちなみに、これまでの軽トラ市では、平均して25の出店があるとのことでしたが、今回は、ほかの地区でのイベントが重なったことが影響して出店は19業者にとどまりました。
肝付町商工会では、最大50店までが可能だということで、随時出店者を募集しています(出店に興味のある方は肝付町商工会0994-65-2226までお問い合わせください)。
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