今月に入り、すっかり春めいてきた今日このごろ。先日、春を代表する花のひとつ、菜の花を求めて車を走らせました。
あいにくその日は大陸からの黄砂の影響でしょうか、全体的にもやがかかったようになっています。遠くのほうは霞んでよく見えません。しかし、足元に目をやると、冬の間、殺風景だった田園風景が少しずつ変化し、あたりには緑や黄色といった色彩が戻りつつあるのがわかります。
なかでも菜の花が放つ強烈な黄色のオーラは特別といっていいでしょう。見ているだけでエネルギーを感じます。それまで閉じ込められていた自然のエネルギーが菜の花を通して吹き出してきているかのようです。
実に鮮やかです。
冬に別れを告げ、春の訪れを感じさせてくれる風景です。
本日のフォトレポートではそんなエネルギッシュな菜の花の写真をたっぷりとご覧いただくことにしましょう。
堤防の手前の乾いた田んぼの土の中に一輪だけ咲いた菜の花――
ひとり咲くその姿に凛々しさを感じないわけにはいきませんでした。
堤防に沿って咲く菜の花
近くで白く咲いている花はおそらくダイコン系の花だと思われます。
ご覧のとおり、河原は春の花でいっぱいです。
肝属川にかかる橋を過ぎて集落に入るところで見つけた菜の花
出迎えてくれているかのようです。
集落内で見つけた、おそらく今はもう使われていない牛小屋か馬小屋
内部から咲き出している菜の花もありました。
道路脇で見つけた菜の花
古民家風の家との組み合わせがステキです。
こちらも同じく使用されていない牛小屋か馬小屋
奥のほうに見事な菜の花畑がありました。
あまりに見事な咲きっぷりに圧倒されました。
集落を抜けて広い畑に出ました。
そこで見つけた菜の花畑です。
見ているとなんだか心もウキウキしてくる感じです。
ハチを見つけました。
たっぷり蜜を吸って巣に運んでいるのでしょうね。
こちらは豚舎です。
ブーちゃんたちの目の保養になっているのかもしれません。
近づいていくとブー、ブーいいながら出てきます。
菜の花と春のブタ――そんなタイトルが浮かんできました。
帰り際、事務所の近くで見つけた干し草のかたまり
菜の花がそれに寄り添うように咲いています。
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