肝付町文化センター図書室が主催する春のお話会が2013年4月20日、同図書室のある文化センター1階ロビーで開催されました。
文化センターのロビーで行われたお話会
このお話会は、子どもたちに本を身近に感じてもらおうと春、夏、秋、冬の年4回開かれているもので、これまで10年以上にわたって続けられています。
実際の読み聞かせにあたるのは町内のボランティアグループ「チューリップの会」(関連記事はこちら)。町内の学校や図書室の司書などが中心となって結成されたグループで現在7名が所属しています。
この日は、集まった83人の子どもと一緒に指遊びを交えながら童謡を歌ったあと、あらかじめ用意されていた紙芝居と2冊の絵本をとりあげ、読み聞かせを行いました。
作品に夢中になる子どもたち
その中で特に人気を集めたのが「コッケモーモー!」という絵本。鳴き方を忘れてしまったオンドリが本来の鳴き声を思い出すまでに、牛やアヒルなど他の種類の動物の鳴き声をまねてしまうというユーモアたっぷりの作品です。
今回使用した紙芝居と絵本
また、その作品の中に出てきたいろいろな動物たちの鳴き声をものまねする時間も設けられて、子どもたちは、「せーの」の合図で「モーモー」、「ガーガー」と声を合わせて楽しんでいました。
同会の向井満代さんは「これまでは館内の和室で開いてきましたが、今回初めて館内ロビーを使わせてもらいました。こういった町民の目に触れる場所で開催すれば、活動のPRにもなりますので、よかったと思います」と話してくれました。
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