6月18日、肝付町立波野小学校の体育館で「図書館まつり」が開かれ、全校児童78名が参加しました。
今回の催しは「本を好きになろう月間」のメインイベントとなるもので、初めに図書委員の児童がパネルに絵をはったり、はずしたりしてストーリーを展開していくパネルシアターで童話「赤ずきんちゃん」を上演、台詞を読む係の児童と絵の係の児童らが協力しながら物語を進めていきました。
図書委員によるパネルシアター
台詞を読む係の児童
続いてクイズが行われ、「新しく図書室にきた先生はだれですか?」「オオカミのおなかを切ったのはだれ?」など学校や童話の内容についてのクイズが4択形式で出され、児童はこれだと思う答えに元気よく手を挙げていました。
クイズに手を挙げてこたえる児童
その後、ボランティアグループ「チューリップの会」による紙芝居「なんにもせんにん」や絵本「いのちのまつり かがやいてる」の読み聞かせなどがあり、児童は熱心に聞き入っていました。また、あやとりや遊びうたで同会メンバーに加わって脇村洋一校長が登場すると児童は大喜びで、楽しそうに一緒に体を動かしていました。
チューリップの会のメンバーと一緒に踊る脇村校長(左)
みんなで歌に合わせて体を動かします
図書委員で5年生の有馬彰秀君は「5月ごろから練習をしてきました。練習の時はちゃんとできるか心配だったけど、本番ではよくできたのでよかったです」とパネルシアターの出来栄えに満足している様子でした。
波野小学校の図書室
児童が本を紹介する葉っぱ型のカードは249枚
脇村校長は「チューリップの会にはいつもいろいろな本を紹介してもらってありがたいです。波野小学校の児童はよく本を読んでいるほうだと思います。読む力、表現する力はこれからも必要とされるので、今後も読書を推進していきたいですね」と語り、「面白かった」と口々にいう児童に笑顔を見せていました。
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