2014年3月9日の日曜日、朝起きて外に出た人の多くが眼前に広がる光景を目にして、驚いたのではないでしょうか。
普段はほとんど変わり映えのしない向こうの山々に、「まるで北国」と思えるほどの積雪があったからです。
もちろん、山が雪をかぶった景色はたとえ南国とはいえ、この日が初めてではありません。しばらく前にもありました。しかし、この日が特別に記憶に残る日となりそうなのは、3月に入り、すっかり春めいた景色が現れ始めたちょうどそのときに、季節外れの雪景色が目の前に現れたからです。しかも、中途半端な量の雪ではありません。
私たちの住む肝付町から見ると、町の北西に位置する高隅山、そして南から東にかけて山並みが伸びる国見山の両方にたくさんの雪が積もっています。寝室の窓から山が見える環境にある人で、今朝、寝ぼけ眼で起きた人ならば、その光景を目にして一瞬目を疑ったかもしれません。
「あれ?ここ、どこ?南アルプス?夢を見ているのかな?」
それはちょっとオーバーな表現だとしても、本当に北国に舞い込んでしまったかのような感覚にとらわれてもおかしくないほどの珍しい光景です。
さっそく、南の土地に現れたその珍しい風景を撮影しようと、3時間近く、あちこち動き回ったのでした。
それでは、雪におおわれた高隅山の写真をご覧ください(あいにく、今回は高隅山だけの写真となります。朝方は光の加減で、国見山の方角が逆光になるほか、昨日はもやがかかり、よく見えませんでした)。
「わぉ、なに、これ?」
というのが、朝外に出て、この光景を初めて目にした時の反応でした。
いつもの高隅山とはだいぶ雰囲気が違います。
北アルプスとか南アルプスといった感じです。
(といって実際に見たことはないのですが……)
しばらく撮影を続けていると、絶妙のタイミングで桜島が噴火!
ラッキー!
雪と火山灰――めったに見られない光景です。
今度は堤防の近くに来ました。
目の前の雪景色には目もくれず、一生懸命草刈りに精を出す人が目に入りました。
こちらは肝属川にかかる永田橋です。
ここからの眺めもすばらしい。
自転車に乗った中学生と思われる3人組が堤防に現れました。
鹿屋市串良町の上小原(だと思うのですが)にやってきました。
以前から気になっている木のところで撮影です。
こちらの木は初めて見ましたが、これもまた味のある姿をしています。
まわりには菜の花がたくさん咲いて、すっかり春の景色――でも
目の前は冬景色なんですよね。
近くにはブロッコリー畑がありました。
小ぶりながら、このとおり、もう食べられそうです。
近くの自衛隊基地から飛んできたのでしょう。
ヘリコプターを構図の中に取り込んでみました。
ちょっと見えにくいかな……
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