第1回肝付町むらの魅力検討会が9月4日、NPO法人まちづくり地域フォーラム・かごしま探検の会代表の東川隆太郎さんを進行役に内之浦総合支所で開催されました。
説明する東川さん
この検討会はグリーンツーリズムなど体験型旅行が増えるなか、見落としがちな地域の資源を新たな視点で再発見・発掘し、発信していこうという試みで、県の地域振興局が市町村や地域グリーンツーリズム協議会会員を対象に実施しています。
今回はグリーンツーリズム協議会や観光ガイド・肝付ふるさと案内人のメンバーらが参加し、あまり知られていない観光スポットや産物などの情報を出し合いました。
参加者がふせん紙に書き込んだ情報をまとめます
「(高山地区では)八幡神社、御社神社、四十九所神社の三社参りが行われている」「町内でルリモンハナバチ(青色をした珍しい蜂の一種)が見られる」などの地元ならではの情報が出され、東川さんは「情報が出てくるか心配していましたが、思っていたよりとてもたくさん出てきました」と喜んでいる様子でした。
また、参加者からは「もっと幅広い年齢層から意見を出してもらったほうがよいのではないか」「田舎は『人がいないのがいい』という話も聞いた」などの意見が出されました。
この検討会で集められた情報は、今後、現地視察や素材の選定を経て、最終的には他地域の情報とともに素材集「まだまだ知らないかごしまの『むらの魅力』」にまとめられる予定です。
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