中秋の名月を鑑賞する十五夜では、地方によって昔ながらの行事が行われています。
肝付町の論地振興会にも十五夜を祝う行事が伝わっていて、9月6日に同振興会の公民館で相撲大会が開催されました。
論地振興会の子どもたち
この相撲大会は同振興会が主催して長年行われているもので、この日は地域住民が集まり、食事をとりながら土俵上で繰り広げられる子どもたちの取り組みや親子相撲を鑑賞して楽しみます。
地域住民が見守る中行われた相撲大会
午後6時半から始まり、この日ために手作りで仕上げた土俵上で年齢や学年ごとに分かれて取り組みを行います。子どもたちは地域住民の声援を受けて、力いっぱいの相撲をとり、鉛筆やノートなど文房具の景品をもらいました。
大相撲さながらの取り組みをする子どもたち
また同振興会では、近くの介護施設の入所者を毎年招待しており、この日を楽しみにしていたという女性は「子どもたちの元気な姿を見たらうれしい気持ちになります。笑顔が活力の源です」と話し、子どもたちの熱戦を楽しそうに見ていました。
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