大型バスを使った移動型ミュージアムのMOBIUM(モビウム)が肝付町文化センターに8月20日、訪れました。
10月28日から鹿児島県歴史資料センター黎明館で開催される第19回文化庁メディア芸術祭鹿児島展のプレイベントで、肝付町を皮切りにMOBIUMが県内各地を巡ります。
※今後の予定
8月21日(金)11:00〜14:00 長島町役場(鷹巣)駐車場 ※ワークショップあり
8月22日(土)16:00〜南九州市・グッドネイバーズジャンボリー(※有料イベント)内 ※デモンストレーション
8月24日(月)13:00〜16:00 鹿児島市ドルフィンポート ※デモンストレーション
8月25日(火)13:00〜16:00 枕崎市南溟館グラウンド ※ワークショップあり
このMOBIUMUを運営するのは、河村陽介さん。名古屋を拠点に各地を回って、地域のアーティストや住民と一緒に作品を生み出しています。
MOBIUM内の作品について説明をする河村さん
今回は、子どもたち向けに太陽光発電で動くロボットをつくるワークショップを開催、町内外から11名の子どもが参加しました。
子どもたちは電子回路基盤にモーターなどの部品をはんだで取り付ける作業に悪戦苦闘しながら取り組み、互いに確認したり、修正したりしてもらいながら、なんとか全員完成にこぎつけました。
ロボットづくりに取り組む子どもたち
友人二人と参加した小学6年生の女の子は「初めてしたはんだづけが、ちょっと難しかったです。出来上がって、ちゃんと動いたので、嬉しかったです」と初の挑戦に満足した様子でした。
完成後はバスに移動して、車内に展示されている文化庁メディア芸術祭の受賞作品を見たり、車体の黒板に絵を描いたりして楽しみました。
車体の黒板に落書き
河村さんは「メディアアートは人と人をつなぐものだと考えています。鹿児島を訪れる機会はなかなかないので、この機会にぜひ乗りに来てください」と話しました。
みんなで記念撮影
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