五穀豊穣を願う肝付町の棒・鎌踊りが3月13日に野崎地区、20日に波見地区と宮下地区で行われました。
棒・鎌踊りは南九州地区で盛んに行われており、農民などの自衛術を踊りで表現したものともされ、その起源は戦国時代にあるという説もあります。
肝付町の踊りは子どもから大人まで色鮮やかな衣装に身を包みます。独特のリズムの唄に合わせて棒や鎌を振り舞う、春の訪れを告げる伝統行事です。
今回は3つの地区で行われた棒・鎌踊りの様子をまとめてフォトレポートで紹介します。
【野崎地区】
地区内の伊勢神社に奉納する野崎地区の鎌踊り。
3つの集落が参加しました。こちらは和田集落です。
水窪集落。
津曲集落。
【波見地区】
波見地区の棒・鎌踊りには波見、荒瀬、平後園3つの集落が参加し
住吉神社に奉納します。こちらは荒瀬集落。
波見集落は棒踊りを奉納します。
平後園集落の鎌踊り。古式にならい、わらじを履いて舞います。
【宮下地区】
宮下地区の棒踊りは桜迫神社に奉納されます。
成人男性のみで行われることが特徴です。
宮下地区の棒踊りでは鉤引きも合わせて行われます。
名物の田の神舞。ユニークな舞と鹿児島弁での口上で笑いを誘います。
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