【きもつき情報局】里山で見つけた福ミカン

肝付町後田地区にある里山、川上。そこでミカン栽培に精を出す下片野虎志さん(78)のミカン園で珍しい実のつきかたをした温州ミカンが収穫された。
 
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下片野さん夫婦が生活する川上地区
 
子どものこぶし大ほどの実8個が一本の枝に身を寄り添うように集まって成長したもので、長年ミカン栽培をしている下片野さんは「8個ともほぼ同じ大きさで成長して集まっている、こんななり方をしたミカンは初めて見ました。」と驚いている。
 

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仏壇にそなえられたミカン
 
そんな不思議なミカンを発見したのは、早生ミカンの収穫シーズンに入った10月17日。その日の朝は、いつものようにミカン園に足を運んだ。そこで異変に気付いた下片野さん。「何か大きな塊があるぞ」と、近寄ってみた。塊の正体は複数のミカンが集まって実をつけているものだと認識し、これは珍しいと枝から切り取り持ち帰った。
 
自宅で待っていた妻のユミさん(78)は、その姿かたちを見たとたん「これは縁起物だ」と、仏壇に供えることをすすめた。そのご利益か、その日の午後に行われたグラウンドゴルフ大会で下片野さんのチームは準優勝という好成績を残した。
 
縁起物のミカンは二人にとって大切な宝物になった。「しばらくは仏壇にお供えして、その後は、ご近所に配りたいと思います。このミカンを見ていると私たちの集落のようにお互いがよりそい助け合って生きているような気持ちになります。縁起物のお福分けです」と笑顔で話す下片野夫妻。これからも趣味のグラウンドゴルフやミカン栽培を楽しむ悠々自適な生活を送って行く。
 

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 福みかんを手に笑顔で写真におさまる下片野さん夫妻
 
【下片野虎志さん】
ミカン栽培を始めたのは約50年前。当時は営林署勤めで、専業農家というわけではない。根っからのミカン好きが高じて栽培を始め、いまでは100本あまりを所有している。市場などには出荷しておらず、そのほとんどを無人販売や近所に配るなどして消費している。
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