治水事業や防災について考える学習会が12月13日、国見小学校や肝属川の河川敷などで開催され、対象の同小5、6年生20人が河川整備について学びました。
河川学習会は、水門ゲートの製造からメンテナンスまでを担当する株式会社二宮鉄工(肝付町)の主催で、川と防災についての知識を深めてもらおうと町内外の小学生を対象に毎年、企画されている取り組みです。
はじめに同社の鶴田陽三社長と大隅河川国道事務所の担当者による授業が学校の教室で行われました。
映像や災害の仕組みを理解するための模型などを取り入れるなど飽きがこないように工夫して進められ、子どもたちは約1時間半の授業で河川整備の重要性などを学びました。
その後、実際に樋門・樋管が整備されている肝属川水系の甫木水門に移動し、ゲートの開閉作業やドローンの飛行操作を体験しました。
参加した子どもたちは「水門の大きさにびっくりしました。今日の学習会を通して、水門の大切さ、水の大切さ、そして安心して生活を送るために色々な人たちが努力していることがわかりました」などと話していました。
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