肝付町が出資して立ち上げた株式会社「きもつき未来商社そらまち(以下そらまち)」がこのほど、関係者向け説明会を肝付町役場内之浦支所3階の事務所で実施し、会社設立の経緯や経営計画などを発表しました。
そらまちは、ふるさと納税・観光推進・地域支援の3部門を主業務とし、人口減少、それにともなう地域経済の停滞など町が抱える課題解決に取り組みます。
目標達成のための具体的な行動としてのアクションプランを掲げており、町外からの外貨獲得、シンクタンクとしての役割などを設定しています。
これまで町が2団体に委託していたふるさと納税に関しては、そらまちに一本化し、減少傾向にある納税額の回復を目指します。
また、5月に解散する町観光協会から引き継ぐ観光事業では、既存業務のブラッシュアップとして、ボルダリングに適した岸良海岸の観光資源化を進めていくこととしています。
設立にあたって永野和行町長は「人口減少という極めて大きな課題の解決は、すぐに結果が出るものとは思っていません。様々な団体・個人と協力して新しい発想で地域の発展に寄与することを期待しています」と話しました。
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