令和7年度のナゴシドン〜岸良の盛夏を彩る伝統神事

鹿児島県肝付町岸良地区の伝統神事「ナゴシドン」が8月14日、同地区の郷社、平田神社を中心に行われました。

この神事は夏越祭(※)が鹿児島風になまりナゴシドンと呼ばれるようになったもので、白い砂浜が美しい岸良海岸では猿田彦命の神面三体に神舞を奉納し、地域安泰と五穀豊穣を祈願します。地域の大切な文化として600年以上受け継がれてきました。

※半年間に身についた罪や穢れ(けがれ)を祓い清め、夏の悪疫から身を守り、無病息災を願う神事

今年は、舞手の都合がつかず、神社と岸良海岸での神事と茅縄くぐりのみで縮小しての開催となりました。

平田神社での神事は関係者が集まり粛々と進められ、その後、三体の神面を岸良海岸へ移し祝詞を奏上。集まった地区内外の見学者も含めて玉串を奉納しました。

最後しめ縄を四方に張り、その下を3往復半くぐる茅縄くぐりがあり、集まった多くの見学者がこれまで半年のけがれを清め、これから半年の無病息災を祈願しました。

町学芸員の清田祥之さんは「今年は、無形民俗文化財に指定されている平田神社の神舞は残念ながら執り行われませんでした。しかし神舞は幾度も途絶え復活してきた歴史があります。町としても協力させていただき、貴重な伝統文化を次代に継承していただきたいです」と話しました。

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