肝付町の図書館司書や有志らで活動する読書ボランティア団体「チューリップの会」が制作した紙芝居がこのほど、鹿児島県自作視聴覚教材コンクールにおいて優秀賞に選ばれ、題材にした肝付町の民話が再び注目を集めています。
チューリップの会メンバー
紙芝居は、肝付町本城地区にある道隆寺跡に伝わる大蛇伝説を物語調に仕立て上げたもので、幅79センチ、高さ55センチ、全14枚で構成されたアクリル画の鮮やかな作品です。

代表の大野重敏さんによると、実はこの紙芝居は15年前に制作されたもので、町の担当職員の目に留まり、勧められて出品したといいます。「大蛇伝説の内容にあった絵を考えることが一番難しかったですね。多くに人に手伝ってもらいながら、半年以上かけてつくりました」と当時を振り返ります。
コンクールの審査員からは「絵の構図がよく、丁寧に作品が描かれていてとても見やすかった」など高評価で、新たな作品づくりへ意欲がわいてきたといいます。
月一の定例会にて
このように箔をつけ、15年ぶりに日の目を見た手作りの紙芝居。今後も各地の読書会などで披露していくと話すチューリップの会のメンバーらは「紙芝居を通して、子どもたちに地域の話を伝えていくということが大事なことだと考えています。肝付町民であれば誰でも知っているというぐらいに定着してくれたら嬉しいですね」と、目を細めました。


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