直筆メッセージ入りのお手製お守りを保護者にプレゼントし、安全運転を呼びかける交通事故防止キャンペーンが1月17日、肝付町立高山小学校で行われました。
同キャンペーンは肝付町と隣町の東串良町を管轄する肝付警察署独自の取り組みで、管内における交通事故発生件数が高齢者に次いで30代が多いことから、その年代を親にもつ児童の割合が多い小学校低学年を対象にして「子どもから保護者やおじいちゃん、おばあちゃんに注意を呼びかけてもらいたい」と今回初めて実施されたものです。
この日は同小の1年生と2年生の児童166人がお手製のお守りをつくり、保護者にプレゼントしました。
保護者が見守る中手書きメッセージを書いていきます
完成したお手製のお守りは直筆のメッセージを透明ケースに入れたもので、車内に備え付けられるようにと吸盤もついています。
カードには「黄色信号でちゃんと止まって」、「毎日安全運転でお願いします」、「お父さんが交通事故にあったらとても悲しいです」など、子どもたちの保護者を思う気持ちが記されています。
一文字一文字思いを込めて
この日は授業参観も行われ、授業の後に子どもからお守りを受け取った母親の一人はそのお守りを手にとりながら、「今日から早速、車のフロントガラスにでもつけようと思います。子どもがつくってくれたこのお守りを見るたびに安全運転を心がけなきゃ、と再確認すると思います」と、うれしそうに話していました。
こうした取り組みは高山小学校を皮きりに同署管内の他の小学校でも実施していくそうです。
立派なお守りができました
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