【きもつき情報局】「はやぶさの日」制定2周年でPR活動

小惑星探査機「はやぶさ」の偉業をたたえるために平成24年に制定された「はやぶさの日」の6月13日、はやぶさを打ち上げたJAXA(宇宙航空研究開発機構)内之浦宇宙空間観測所の宇宙科学資料館入口でその日を記念するPR活動が行われ、肝付町企画調整課の職員が観測所の見学者を対象にJAXA関連グッズの無料配布や焼酎などが当たる数量限定の抽選会を行いました。
 

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宇宙科学資料館入口で行われたPR活動
はやぶさの日は、2010年6月13日に60億キロ、7年もの長旅から地球に帰還し、世界初のサンプルリターンイオンエンジンの長時間運行など科学的偉業を成し遂げた小惑星探査機「はやぶさ」の功績を後世に伝えるために、JAXA施設がある全国6市町の交流組織「銀河連邦」により制定されました。
記念日には、はやぶさの開発、運用に携わった人たちの「あきらめない心」、「努力する心」を全国に伝え続けていこうという思いが込められています。
昨年に引き続いて行われたこの日のPR活動では、来場者全員に銀河連邦やJAXA、周辺の観光地を紹介するパンフレットや、記念日制定に関するチラシ、8月に打ち上げが予定されているイプシロンロケットをモデルにしたキーホルダーなどが配布されました。
 

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来場者全員にパンフレットやグッズを配る町企画調整課の職員
また、はやぶさの帰還を記念してつくられた焼酎や「はやぶさ」3Dアートフレームなどが当たる抽選会も行われて、来場者は「宇宙にいちばん近い町」で行う運試しを楽しんでいました。
 
抽選会で2等の景品の「はやぶさ」3Dアートフレームが当たった鹿児島市から訪れた女性は、「とてもいい思い出になりました。今日は8月のイプシロン打ち上げに備えて下見がてら遊びにきました。本番がとても楽しみです。ぜひ成功してほしいですね」と話し、8月のイプシロン打ち上げに期待していました。

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資料館の中で説明を聞く来場者
ちなみに他の銀河連邦の加盟市町でも同日、はやぶさ関連のプラネタリウム番組や全天周映画の無料上映や、小中学校向けに星形メンチカツなどが入った「はやぶさ給食」の提供といったPR活動が行われました。
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