イプシロンロケットの打ち上げを間近に控えた肝付町内之浦地区で8月10日、第19回うちのうらロケット祭りが同地区商工会横駐車場をメイン会場にして開催され、町内外から集まった大勢の見物客がみこしや演芸大会、そして夜の花火大会を楽しみました。
祭りの始まりを告げるみこし巡行では、地元の小学生と中学生によるみこし2基が用意され、「わっしょい、わっしょい」と子どもたちが元気よく町の商店街を中心に練り歩きました。ちなみに、小学生のみこしはロケットをかたどったもの、中学生のみこしは金色に輝く本格的なものでした。
商売繁盛を願う威勢のよい掛け声が街中に響きます
特設ステージが設けられたメイン会場の商工会横の駐車場では、内之浦小学校の児童による南方(みなみかた)棒・長刀踊りやフラダンス、オーケストラなどの演芸大会が行われ、ステージ前に敷かれたブルーシートを見物客が埋め尽くしました。みなさんお酒やつまみを広げるなど、夕暮れ迫る内之浦の街中で繰り広げられる歌や踊りを楽しんでいる様子でした。
メイン会場で行われた演芸大会
さらに露店が並ぶ通りに設置された手づくりの灯篭に火が灯されると、祭りの雰囲気がますます盛り上がりました。
商店街を照らす手づくりの灯篭
祭りのメインイベントとなる花火大会は午後9時から行われ、赤や黄色など約3000発の色とりどりの大きな花火が夏の夜空を明るく照らしだし、集まった大勢の見物客は年に一度の夏の風物詩を楽しんでいました。
港町を明るく照らす打ち上げ花火
(写真提供:肝付町観光協会)
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