【きもつき情報局】岸良海岸でウミガメ放流(2013年)

肝付町およびその周辺の砂浜には毎年のようにウミガメが上陸して産卵します。そのうちの一つが岸良地区の岸良海岸です。
 
この地域では、小中学校のPTAが主体となってウミガメの採卵パトロールをしていて、保護した卵を小学校の孵化場「ウミガメはうす」で飼育し、そこで生まれた子ガメを海に放す放流会を長年続けています。
 
その今年初めての放流会が8月16日、岸良海岸で行われました。
 

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学校の敷地内に設けられた「ウミガメはうす」
 
岸良小学校の牧口廣久教頭によると、今年は6月17日と7月5日にそれぞれ1頭ずつ、合計2頭のアカウミガメが産卵した208個の卵を保護したそうです。この日は、その中からいち早く孵化した63匹を海に放流しました。
 

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7月5日に浜に上がったアカウミガメ
(写真提供:緑のふるさと協力隊・大島直之さん)
 
 

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産卵中のアカウミガメ
(写真提供:緑のふるさと協力隊・大島直之さん)
 
外敵から標的にされないようにと放流会は夕方の5時半から始まり、放流場所となった海岸には地域の小中学生や帰省中の高校生などが大勢集まりました。
 

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放流前に子ガメと触れ合う子どもたち
 
子どもたちは、たらいに入れられた子ガメを1匹ずつ手にとると、波打ち際に移動し、横一列になっていっせいに砂浜へ放しました。
 
ウミガメには帰巣本能があると事前に説明を受けていた子どもたちは、また岸良の海に帰ってきてほしいとの願いを込めて、ひたむきに前に進む子ガメに「頑張れ!頑張れ!」と声をかけていました。
 

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波打ち際で子ガメをいっせいに放します
 
すべての子ガメを姿が見えなくなるまで見送った子どもたちは「元気に育って大きくなったら、また岸良の海に戻ってきてほしい」と話していました。
 

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海へ向かって前進する子ガメ
 
ちなみに子どもたちを集めての今年の放流会はこの日が最後。今後孵化する子ガメたちは学校が責任をもって随時放流していくそうです。
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