9月6日午後、肝付町にある旧国鉄大隅線の線路跡でやぶさめの練習が始まりました。
今年の射手は高山中学校2年生の吉松大志くんです。射手をしたいという小学生の頃からの夢を実現させた大志くん。伝統行事の大役を任せられて晴れやかな表情を浮かべています。
まず初めに神事が執り行われ、今年のやぶさめ祭りの安全と成功を祈願してから練習がスタートしました。
この日は馬になれることを目的としてメニューが組まれ、複数の大人に引かれた馬にまたがり、昨年の射手、今年の後射手となる益山麗斗くんの先導で、ゆっくり歩くことからスタートしました。
その後は、両手を上にあげたまま馬にまたがりゆっくり歩く練習に移り、これを約200メートルの線路跡を3回往復して初日の練習を終えました。
憧れの射手への第一歩を踏み出した大志くんは「頭の中は絶対成功させてやるという意気込みしかありません」と力強く話していました。
線路跡での練習は1週間ほど続き、その後はやぶさめ本番の行われる四十九所神社前の参道(宮ノ馬場)に移り、練習が続けられることになります。
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