肝付町高山地区に約900年続くとされるやぶさめ――その伝統の神事が10月20日、同地区の四十九所神社前の参道、宮之馬場で盛大に開催されました。
この日は朝から雲の広がるあいにくの天気で、午前中には小雨がぱらつく場面も見られ、「やぶさめの日に雨は降らない」という言い伝えが今年は通用しないのか、と心配されましたが、午後になると次第に天気は回復し、やぶさめの本番が行われる少し前くらいからは、秋にしては少し強すぎるほどの日差しが差し込むほど――やはり、今年もその言い伝えどおりの展開となったのでした。
少し汗ばむほどの陽気の下、町内外から訪れた多数の見物客が見守るなか行われた今年のやぶさめでは、射手として選ばれた高山中学校2年生の吉松大志君が9本中8本を見事命中させ、小学4年生のときから射手になりたかったという自分の夢を見事、実現させたのでした。
ここではその肝付町最大のイベント、やぶさめ祭が行われた10月20日の一連の動きを時間を追って写真でみなさまにご覧いただくことにしましょう。
なお、写真の枚数がかなりの数にのぼるため、何回かにわけてお届けすることにします。今回の第一部では、早朝の準備から開会式、河川敷で行われた各種イベントなどをご覧ください。
7:33 AM
四十九所神社に高校生が集まり、清掃作業をしています。
7:52 AM
馬に飾りつけをしているところです。馬にとっても晴れ舞台です。
7:56 AM
パレード出演者たちが着替え中です。
8:01 AM
再び四十九所神社。高校生が作業しています。
8:17 AM
河川敷で行われる開会式に出発します。
8:19 AM
中学生が的を持って行進しています。
8:23 AM
化粧をする射手の吉松大志君。
8:23 AM
堤防を行進して河川敷に向かいます。
8:24 AM
馬場に張られた縄に紙垂(しで)をつけてきます。
8:38 AM
開会式に臨んでいるところです。
8:41 AM
鎧武者もいます。
8:52 AM
河川敷で行われたイベントの一つ。お米の重さを計っています。
9:07 AM
凛々しい若武者姿の大志君。
9:20 AM
人気イベントのひとつ、魚のつかみ取り大会を待っているところです。
9:21 AM
次々に大きな魚が投げ込まれていきます。
9:32 AM
今年は薬丸野太刀自顕流の演武も行われました。
9:40 AM
気合のこもった演武です。
9:46 AM
魚のつかみ取りが始まりました!
9:46 AM
そのころコミュニティセンターではパレード前のお祓いが行われていました。
9:48 AM
河川敷にはたくさんの人が集まっています。
9:53 AM
こちらも人気イベントのひとつ、グラウンドカーリング大会です。
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