今年(2013年)9月にイプシロンロケットの打ち上げが成功した内之浦宇宙空間観測所で11月10日、一般向けに施設を公開するイベントが行われました。
県内外から多くの見学者が訪れました
あいにくの雨にもかかわらず県内外から集まった家族連れなど、1000人を超える宇宙ファンは、イプシロンに使用されたばかりのランチャーや普段立ち入ることができない管制室などの施設や設備を見学、初めて目にするさまざまな機器を興味深く見ながら、職員の説明に耳をかたむけていました。
特別に公開された管制室
またメイン会場となったロケット組立室では、観測所が用意した宇宙服レプリカを試着しての撮影会やイプシロンロケットのプロジェクトマネージャーの森田泰弘氏による講演、宇宙関連グッズの販売などがありました。
宇宙服に身を包み肝付町のゆるキャラ「いて丸」と記念撮影
そのほか、風船を動力としたロケットのペーパークラフトやイプシロンロケットのフォトフレームなどの景品がプレゼントされる、各施設を巡って集めるスタンプラリーも行われ、「さまざまな施設が見学できて、おまけに景品ももらえるなんてうれしいです」と好評でした。
鹿児島市からツアーで参加した30代の男性は「ロケット、宇宙が大好きです。施設の中を見ることができてテンションあがっています」と喜んでいる様子でした。
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