【きもつき情報局】地域案内所でわら草履づくりに挑戦

ダンスの稽古場と地域の交流拠点が合体した期間限定の集いの場、おおすみ踊る地域案内所で体験イベントのひとつ、「わら草履を作ろう」が12月12日、開催されました。
 
この日のイベントでは、肝付町を代表する伝統行事、やぶさめで使われるわらじづくりを10年ほど担当している森田利行さんが講師を務めました。
 
まず参加者は森田さんが用意した数本の稲わらを束にしたものを受け取り、手のひらを合わせ、こするようにしてよっていきます。
 

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森田さんの指導で作業を進めていく参加者
 
初めて体験する参加者にとっては草履づくりの基本となるこの作業もなかなか難しいようで、よりが甘くなったり、先に進まなかったりと苦労していました。その後も次の手順に進むたびに参加者は手こずっていましたが、森田さんに何度も確認をとりながら、なんとか作業を進めていきました。
 
苦労を重ねてようやく草履として形になったのは作業開始から約2時間後です。手づくり感あふれる温かい作品に仕上がりました。
 

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参加者がつくったわら草履
 
今回初めて参加した緑のふるさと協力隊員の大島直之さんは「とても難しくてお手あげでした。このように手づくりで履物をつくっていた昔の人たちはすごいと改めて感心しました。機会があったらまた挑戦したいです」と話していました。
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