町内の12の区間、27.6キロメートルを1本のタスキでつなぐ、第9回町内一周駅伝競走大会が1月19日、内之浦漁港から肝付町文化センターまでのコースで開催され、小学生から大人までのチームで編成される校区(地区)対抗の部は前田体協、同じく一般の部はFunRun新富、また6区間、10.2キロメートルで競う小学校の部は男子が高山ソフトA、女子はチョッコシューが優勝しました。
肝付町体育協会と同教育委員会が主催する同大会には、校区(地区)対抗の部が7チーム、一般の部が4チーム、小学生の部男子が8チーム、女子が4チームの計23チームが参加。
スタートは午前10時10分内之浦漁港からで、小学生の部は校区(地区)対抗の部と一般の部の第7中継所を10時40分にスタートしました。
午前10時10分に第一走者がスタート
スタートラインに横一列に並んだランナーたちは先導する白バイを追いかけるように勢いよく駆けていきます。沿道には地域住民が応援に並び、次のランナーにタスキをつなぐため必死に走る選手に声援を送ります。
次の走者へタスキを手渡すランナー
2区、3区と進むにつれ、上り坂やカーブが多い海岸線に沿って走るコースになります。各区間ともデットヒートが繰り広げられ、午前11時20分ごろには小学生の部のランナーが肝付町文化センターに姿を見せ、その20分ほど後に校区(地区)対抗の部と一般の部のランナーが次々とゴールしていきました。
堂々とゴールテープをきるアンカー走者
校区(地区)対抗の部1位でゴールした前田体協の福脇昭也さん(高山中3年生)は「阿久根市の高校に進学するので、自分にとっておそらくこれが最後の大会になると思います。だから新記録を目指して全力を出し切りました」と晴れ晴れとした表情で話しました。
また、敷地内の屋根付きゲートボール場では豚汁やぜんざいなどの炊き出しが行われ、最後まで全力で走り切ったランナーの労をねぎらっていました。
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