【きもつき情報局】温泉入浴券で交通安全呼びかけ

高齢者の交通事故防止を目的に肝付町の交通安全会館で4月9日、温泉入浴券贈呈式が開催され、入浴券600セットが肝付町商工会から同町交通安全協会に贈られました。
 
この入浴券は、近年鹿児島県内で発生した交通事故の過半数を高齢者が占めてしていることから、高齢者に交通安全法令講習会への参加を促すとともに、より一層の交通安全意識を持ってもらおうと、65歳以上の同講習会出席者を対象に配布されるものです。
 
肝付警察署管内でも平成19年から25年にかけて発生した死亡事故17件のうち14件で高齢者が亡くなっており、平成25年では49件の人身交通事故のうち45%に高齢者が関係しています。
 
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肝付町交通安全協会の小竹範夫会長(右)に入浴券を贈呈する町商工会の福永等会長
 
贈呈した町商工会長の福永等さんは「高齢者の交通安全意識向上と地域活性化に役立つことができればと思います。今後も協力できることがあれば協力していきたいです」と話していました。

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配布予定の温泉入浴券の見本
 
なお、同入浴券は、同商工会が指定管理者となっている高山温泉ドームとコスモピア内之浦・内之浦温泉「かなえの湯」の共通入浴券の2枚つづりで、6月から7月にかけて町内17カ所で実施される交通安全法令講習会で対象者に配布される予定です。
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