魚がおいしくなるという時期に合わせ、肝付町内7つの飲食店で地元産の魚介類を使った食事が楽しめる期間限定価格の海鮮まつりが、2014年5月10日から肝付町観光協会の主催で始まりました。
今年で2回目を迎えた海鮮まつりは6月1日まで開催されることになっており、同観光協会では期間中の土・日に定置網漁を見学して、とれたての魚介類をその場で味わう週末漁師というイベントを初めて企画。そのモニター体験が海鮮まつり初日の5月10日、津代半島の白木浜で行われました。
小型ボートから漁を見学するモニター参加者
モニター体験には霧島市の親子や今年着任したばかりの緑のふるさと協力隊員の田中綾音さんなど5名が参加し、初めにライフジャケットを着用して小型ボートで海岸から20メートルほど沖に仕掛けられた定置網を引き上げる漁師たちの作業を見学した後、網にかかった魚介類を白木浜に隣接するキャンプ場でバーベキューや刺身にして楽しみました。
とれたての魚介類を炭火焼などで味わう参加者
定置網にかかっていたのはカサゴやスズキ、アジ、ヤリイカなどで、なかには2キロほどあるアオリイカなど大物も入っていて、モニター参加者は「すごい、こんなに大きなイカがとれるんだ」と驚いていました。
この日とれた魚介類
霧島市から参加した中学3年生の和田秀一くんは「漁を目の前で見たのは初めてです。思っていたより海がきれいで楽しかったです。また内之浦に遊びにきたいと思いました」と話しました。
ちなみに観光協会によると、この日水揚げされた魚介類は、格安で持ち帰ることも可能だということです。
※週末漁師は終了しました。
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