種子島宇宙センター宇宙科学技術館の職員を招いて、ロケット技術などを学ぶ移動宇宙教室が6月17日、内之浦小学校で開かれました。、同小児童とともに交流学習として岸良小学校の全児童も参加しました。
この取り組みは肝付町と「宇宙兄弟宣言」で友好都市提携をしている南種子町と、教育現場において、さらに友好を深めようと実施したもので、この日は同小の3年生から6年生を対象にペットボトルロケットを製作しました。
技術館の職員からアドバイスを受ける児童
子どもたちは、同技術館の山田圭介さん、藤井信行さん、今田愛美さん、亀田みゆきさんから製作手順を聞きながら、1.5ℓサイズのペットボトル3本を使用して作業を進め、30分ほどかけてロケットをつくりました。
出来上がったロケットを並べる子どもたち
その後、子どもたちはグラウンドへ移動し、さまざまな色のビニールテープで彩った個性あふれるロケットを発射台から飛ばし、その飛行距離を確認しました。
あいにくの雨の中でしたが、子どもたちは次々と打ち上げられるロケット発射に夢中。4年生の肥後優莉亜(ゆりあ)さんと濱脇優杏(ゆあん)さんは「発射の勢いで砂や泥がかかりましたが、それでもとても楽しかったです。高く舞い上がった自分たちのロケットを見てなんだかうれしくなりました」と話しました。
グラウンドで行われたロケット打ち上げ
また、この日は6月に種子島宇宙センターから打ち上げられたばかりのH2Aロケットについての講話もありました。
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