【きもつき情報局】夏の海辺で神舞奉納ーナゴシドン(2014年)

肝付町岸良の伝統行事ナゴシドン(夏越祭)が8月14日に行われ、5年ぶりに復活したという山神舞などが奉納されました。
 
ナゴシドンでは、平田神社で御祭神の神霊を神面三体にうつして岸良海岸へと運び、海神に神舞(かんめ・かんまい)を奉納します。
 
そして祭りの最後には、参列者が四方に張られたチガヤのしめ縄をくぐって無病息災を願います。
 
今回はこの祭りの様子を動画と写真で紹介します。
 
15時半過ぎ、神事の準備が始まりました。
 
祝詞が奏上され、お祓いが行われます。
 
16時頃岸良海岸へと神面を持って移動開始です。
 
 

浜まで軽トラックに乗って太鼓を鳴らしながら移動します。もちろん、昔は徒歩でした。
ちなみに近くの石踊橋を通るときは太鼓を鳴らさないそうです。
この橋付近には、その名の通り、「石が踊る」という伝説が残っています。
 
浜に到着すると、榊の枝を使って神面への潮がけを行います。
 
祝詞奏上の後、参列者による玉串の奉納が行われます。
 
16時50分頃、5年ぶりに復活した山の神舞が始まりました。
舞手を務めるのは神主さんの息子さん、植村竜士さんです。
植村さんは鹿屋市に住んでいますが、伝統行事の手伝いができればと
舞い手を務めることを決めたそうです。
山の神舞は狩りで鳥を狙っている様を模したものだそうで、弓矢を使います。
放たれた矢は縁起物として参列者が手に入れようと競います。
 
17時前、薙刀舞が始まりました。
薙刀舞ははじめ鈴を手に持って鳴らし、次にたすきを手にとって揺らしながら舞います。
その後、一瞬の早業でたすき掛けをしてから、薙刀を手にして舞い始めます。
 
薙刀舞の舞手は昭和10年生まれの黒木和人さん。
岸良出身で平成7年にUターンして以来、舞手を務めています。
 
神舞の奉納が終わると、三面の神面と竹で四方に張ったチガヤのしめ縄くぐりをします。
くぐる回数は3往復半で、無病息災を願います。
 

山の神舞の面をつけて弓矢をひく体験をした吉田稜太朗くん(小学4年生)は
「山の神になれたような感じがしました」と話してくれました。
 
山の神舞の舞手を務めた植村さんは「小さい頃から見てはいましたが、舞うのは初めてでしたのでおぼつかないところもあり、緊張しました。弓や扇の使い方が難しいですね。次回はもっとがんばりたいです。地元の方にも舞い手になってもらえればと思います」と語り、岸良の伝統が続くことを願っていました。
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