肝付町岸良に完成した船間発電所の完成式典が9月6日、開催されました。
内之浦銀河アリーナで開かれた式典
船間発電所は岸良の馬口川に設置された、年間発電量630万kWhを予定する小水力発電所です。
県内に合計40基の小水力発電所開設を計画している九州発電(鹿児島市)の第1号となるもので、平成25年4月1日から建設が始まり、平成26年7月31日に完成しました。
式典当日は同発電所においてテープカットや看板除幕など稼動式が行われた後、内之浦銀河アリーナで記念式が開かれました。
記念式の開始前に船間で行われた稼動式の様子が動画で紹介されました
記念式には地元住民ら合わせておよそ200名が参加し、石原信晃・前環境大臣や伊藤祐一郎鹿児島県知事ら来賓による祝辞が述べられました。
祝辞を述べる石原・前環境大臣
石原・前環境大臣は「自然環境にやさしい発電として、船間の小水力発電所は全世界に対して大きなメッセージになるものではないかと思います」と話し、自然環境を利用して電力を発電する小水力発電所はこれからの日本になくてはならない施設であると強調しました。
この記事へのコメントはありません。