鹿児島県内各地では昔から十五夜にススキや里芋、団子などの供え物をするだけでなく綱引きや相撲を行う風習があります。
肝付町でも振興会や子ども会が中心になって、この十五夜行事を行ってきましたが、少子化や人口減少によって実施する地域が少なくなっています。
内之浦では、子ども会がなくなったことをきっかけに、昨年から町おこしグループの内之浦創星会が中心となって十五夜行事を行うようになり、今年は9月7日、およそ50名の子どもが参加して内之浦老人憩の家で綱引きや相撲に力いっぱい取り組みました。
今回はその時の様子をフォトレポートで紹介します。
土俵の上にススキの代わりのパンパスや栗をお供え
北方と南方の地区に分かれて綱引き
大人も子どもも一生懸命引っ張ります
おにぎりで腹ごしらえです
ほっぺたにご飯粒がついてますよ
取り組みが始まりました。小さな子どももちゃんとしこを踏みます
負けて大泣きしても景品のお菓子をもらったらピタッと泣き止みました
赤ちゃんたちも土俵入りです
大人はのんびり観戦します
女の子たちも力いっぱい組み合います
子どもたちの声援も熱が入ります
年長になるにつれ、どんどん勢いがついて大人顔負けの取り組みが続きました
総当りでの勝ち抜き戦もありました
最後には大の相撲好きという小手川清廣さんが相撲について説明、
地方巡業でうたわれるお別れの唄を披露しました
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