肝付町にある内之浦宇宙空間観測所は毎年、施設特別公開を行っています。
今年は11月9日に開催され、町内外から訪れた、たくさんの宇宙ファンや家族連れがイトカワ微粒子の公開や観測ロケット発射装置駆動体験などさまざまなイベントを楽しみました。
来場者は普段は見ることのできない管制室やロケット発射台の内側などを興味深そうに見学し、「人工衛星は時速何キロ?」など宇宙に関するさまざまなことを担当者に尋ねていました。
また、はやぶさ2プロジェクトチームの矢野創助教による宇宙教室特別講演も行われ、「太陽のまわりをまわっているのは、小惑星が圧倒的多数を占めます。小惑星やほうき星に由来する宇宙塵を知ることで過去のことがわかり、どのようにして成り立ってきたかを知ることができます」などと太陽系や小惑星についてわかりやすく解説しました。
以下、当日の様子を写真でご覧ください。
家族連れらが次々と訪れた管制室
発射ドームで説明を聞く来場者
「はやぶさ」がイトカワから持ち帰った微粒子を見るために
大人も子どもも熱心に顕微鏡をのぞきます
各会場をめぐるスタンプラリーも開催されました
地元の手づくり加工品や特産品も販売
肝付町のゆるキャラ・いて丸くんと銀河連邦キャラクターの
イプシリオン(左)も登場しました
親子連れに人気の宇宙服(レプリカ)試着体験
講演で、イトカワには内之浦と名前がついた平原があると
模型を手に説明する矢野助教
子どもたちに人気の水ロケット制作・発射体験。
本番さながらのカウントダウンもありました
来場者はロケット発射台の内部を興味津々に見上げていました
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