肝付町岸良(きしら)に11月9日、1日限定でカフェがオープンしました。
その名も「きしたんカフェ」。地元では岸良を「きした」と呼んでいるのです。ちなみに標準語だと「岸良のカフェ」となります。
カフェが開かれた場所は、町の移住促進支援事業「きやんせ空き家再生」によって改築が進められている空き家「きやんせ肝付町・岸良の家」です。
1日限りのカフェながら看板まで立ちました
特産品の開発を目指す「岸良おとめ工房」や「デイサービスきしら」など地域住民らが協力してのオープンとなりました。
メニューは岸良の姫門地区でつくられた釜炒り茶などの飲み物と「岸良おとめ工房」によって手づくりされた、いこもちや三色団子(サツマイモの団子)などのお菓子のセットです。
カフェでくつろぐ子どもたち
また、カフェでは持ち帰り用のお菓子のほか、「デイサービスきしら」でつくられたキーホルダーや岸良から川上にかけての風景イラストをあしらった手ぬぐいなどのグッズも販売されました。辺塚だいだいを使ったシフォンケーキは早々と完売し、キーホルダーもカフェ終了時間には数少なくなっていました。
キーホルダー選びに迷う男の子
地域住民はもちろん、同日、行われた内之浦宇宙空間観測所特別公開に訪れた人々が足を伸ばすなどして、鹿屋市や曽於市、なかには東京や愛知、福岡からの訪問者もあり、一日の来客数は100名を超えたようです。
おみやげとして辺塚だいだいをサービス
今回のイベントの発起人で、地域おこし協力隊のJOUさんは「予想以上のお客さんで大わらわでしたが、楽しんでいただけたようで嬉しかったです。今回のイベントのように、この場所が地区内外の人がさまざまなことを実験的にすることができるチャレンジハウスとしても定着していけばよいと思います」と語り、積極的な活用を呼びかけていました。
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