【きもつき情報局】昭和13年水害を語る~高山歴史研究会

第1回「高山歴史研究会」が11月15日に肝付町文化センターで開催され、町内外から16名が参加しました。
 
この研究会は、地域の歴史について語り合うために昨年5月、古瀬徹さん・マルさん夫妻の呼びかけで始められた「肝付歴史茶話会」をもとに、もっと多くの人に参加を呼びかけ、研究を深めようと立ち上げられました。
 
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町文化センターで開かれた研究会
 
今回は最近、自然災害の発生が多いことから「昭和13年高山川水害」をテーマに取り上げました。この1983年(昭和13年)10月15日に発生した大雨は、肝付町だけでなく国見山系を中心に広範囲で大きな被害をもたらし、400名を超える死者・行方不明者が出ています。
 
同水害について、同研究会会長で、肝付町文化財保護審議会会長の海ケ倉喜通(かいがくら よしかず)さんが水害50周年目につくられた記録図書などをもとに自身の体験談を交えて解説しました。
 
このときの洪水では、山では土砂崩れが起き、洪水で多くの家が押し流され、川の流れがかわって田んぼだったところが川になったといいます。海ケ倉さんは当時3歳でしたが、恐ろしかったためか土間に水が入って来たことや畳を高い台の上にあげていたこと、資料にも記録されている女性が川から助けられた状況などをはっきりと記憶していることなどを話しました。
 
参加者は「場所によっては(舟の)さおがつかないほどの水深があったと聞いた」「風向きで国見山系の北側に雨が当たるときに水害が発生しやすいようだ」など地元ならではの情報を出し合いながら、当時の新聞や旧高山町役場のまとめた資料文献に興味深そうに目を通していました。
 
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当時出された号外新聞
 
また、今後の予定についても話し合われ、次回はこれまであいまいな部分が多かった肝付氏の始まりについて、平田好二さんが研究成果を発表することに決まりました。
 
※次回は「肝付氏の由来」をテーマに2015年2月21日14時~、肝付町文化センターで開催予定です。
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