今冬、2014年12月14日~2015年1月18日の土・日曜日、肝付町後田の上小学校体育館に開設された「第3回踊る地域案内所」。肝付町地域おこし協力隊でコンテンポラリーダンサーのJOUさんが所長を務め、町の紹介をするとともにさまざまなイベントを開催、町内外から多くの人びとが訪れました。
ストレッチを教えるJOUさん(中央)
伝統的なわら草履づくりに戦隊アクション、ヨガ、健康ストレッチ、バレエなどの体験、新しい遊びをつくりだす「あそびかいはつくらぶ」などのワークショップに車いすダンスチーム「い~す・か~」の公開レッスンとイベントの内容はさまざまです。最終日の18日には、クロージングイベントとして、ゴスペルと川上の十五夜の鉦つき体験、デモンストレーションなどがありました。
バレリーナの岩本桂さん(志布志市)によるバレエ入門体験
十五夜の鉦つきを前夜も練習した池畑雅ちゃん(鹿屋市)は
「緊張して間違ったけど面白かった」と話していました
鹿児島大学の学生、バレリーナの岩本さん、JOUさんと
車いすダンスチーム「い~す・か~」メンバーとのコラボ
参加者みんなでストレッチ
地域のみなさんで川上小学校校歌を斉唱
また、今回は期間中、「きやんせ肝付町・川上の家、岸良の家」に「あそびかいはつくらぶ」の講師を務めた古原彩乃さんと大平由香理さん(別府市)やオランダ人の視聴覚作家のバス・ノールデルメールさん一家、記録映像作家のマトロン制作所さん(東京在住)も入れ替わりで滞在し、伝統行事などに参加して住民と交流しました。さらに、バスさんとマトロンさんがそれぞれ町内で撮影した映像の試作上映会もありました。
試作上映に向け、線対称で映像を映してのお試しアニメ上映会
窓をスクリーンに家の外から眺める試作上映会
町内をめぐって自然や人を撮影したマトロン製作所さんはとりわけ辺塚海岸の景色に心を動かされたようで、「辺塚はいいですね。防波堤などの人工物がなにもない。ぜひ、このままで残してほしいです」と手つかずの自然の風景の保護を願っていました。
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