昨年7月末に完成した船間水力発電所に続き肝付町内で2カ所目の小水力発電所となる一ノ谷発電所の起工式が2月2日、辺塚地区交流センターで開かれました。
関係者約60名が出席した起工式
小水力発電所は概ね1万kW以下の出力の小規模な発電設備で、水をためずに水流の勢いや落差を利用して発電するものです。
式には九州発電株式会社の古田功代表取締役社長や永野和行町長、大隅地域振興局長、辺塚自治会長、地域住民など関係者ら約60名が出席、工事の安全を祈願しました。
あいさつする古田社長
一ノ谷発電所は辺塚海岸に注ぐ一ノ谷川に建設され、年間最大発電量600万kW、を見込みます。総事業費は約18億円、約2年後の平成28年12月に完成予定で、施工者は大林組・南生建設共同企業体です。
一ノ谷川河口周辺
一ノ谷川が注ぎ込む辺塚海岸
なお、一ノ谷川にはもう一カ所、一ノ谷発電所より下流に内之浦辺塚発電所が建設される予定です。
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