【きもつき情報局】故郷の史跡を知ろう(2015年)

内之浦中学校1年生による宿泊学習の一貫として、史跡めぐりが5月27日に行われました。
 
生徒17名を案内するのは、長年に渡り地域おこしに尽力している田中弘幸さん。活魚料理で有名な食事処「網元」のオーナーです。
 
はじめに第12代景行天皇の伝説にまつわる小田のクスを訪れました。
 
小田のクスは景行天皇が置き忘れた杖が根ざしたものといわれる、高さ25メートル、幹周り10メートルを超える大木です。
 
景行天皇の話から、田中さんが「現在の天皇は何代目でしょう?」という質問をすると、生徒たちからは「30代」や「250代」と少なすぎたり、多すぎたり、いろいろな答えが飛び出していました。(※正解は125代です)
 
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小田のクスを見上げる生徒ら
 
続けて景行天皇の宮跡といわれる天子山、高屋神社を訪問した後は海蔵地区に向かいました。
 
田中さんは海蔵集落が数年前から無人になっていることなど地域の説明を交えながら、この地区に伝わる海蔵観音の伝説や今も安産祈願に周辺地域の人々がお参りに来ていることなどを子どもたちに説明しました。
 
子どもたちは「海の蔵と書いて『かいぞう』と読むのですか」などと確認しながら熱心にメモを取っていました。
 
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今もお参りに地域の人々が訪れる海蔵観音
 
さらに、観音堂の近くにある第二次世界大戦時につくられた監視所跡や小串の砲台跡を見学し、以前、監視所跡は機関銃などを置いたトーチカとされていたものの、実際に当時、この地にいた人から監視所だったと話を聞いたことや米軍が志布志湾から上陸する予定だったオリンピック作戦についての話を聞きました。
 
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海蔵にある監視所の跡
 
これらの史跡を初めて訪れたという子どもたちも多く、案内を終えた田中さんは「故郷を離れた時にこういうところがあったと思い出してもらえたらありがたいです。故郷を愛する気持ちがやはり大事だと思います」と話しました。
 
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