【きもつき情報局】ウミガメ保護活動に向け講演会

鹿児島県のウミガメ上陸産卵数は日本一です。
 
日本に上陸する全ウミガメの半数以上が鹿児島県の海岸で産卵しているといいます。
 
肝付町内でも、毎年、岸良海岸や辺塚海岸への上陸が確認されており、岸良海岸近くにある岸良小学校ではウミガメの保護活動に取り組んでいて、毎年、岸良小・中学校PTAによるウミガメパトロールが行われています。
 
そのパトロールが開始される6月24日、岸良小学校体育館で児童と保護者らを対象に「ウミガメ講演会」が開催されました。
 
鹿児島大学水産学部の西隆一郎教授が、ウミガメの生態や採卵時の注意点などを説明し、子どもたちはメモを取りながら熱心に聞き入りました。
 
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ウミガメについて説明する西教授
 
西教授は、ウミガメが産卵用に掘る穴の深さは人間の腕の長さぐらい(50~70cm)、泳ぐスピードはとてもゆっくりと歩くぐらい(平均で1時間に3km)など、子どもたちにもわかりやすいように例えを交えながら生態について解説し、気温や餌となるクラゲの数など自然状況によって上陸頭数に変化があることや、天気に関係なく上陸するものの光に反応するため雷が光るようなときには上陸しないことなど自然環境とのかかわりについても説明しました。
 
また、この日はタンザニアの留学生で、海岸の漂着物などについて研究しているベンジャミンさんによる母国の紹介もあり、120以上の民族がいることや世界最大級のンゴロンゴロクレーター(火山のカルデラ)があること、ウミガメの上陸する海岸があることなどを話しました。
 
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母国の紹介をするベンジャミンさん
最後に、質疑応答の時間が設けられ、子どもたちは「こうらは何のためにあるのですか」「ウミガメのお母さんはどのくらいの大きさですか」など、次々に手を挙げて質問をしていました。
 
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積極的に質問する子どもたち
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