肝付町の夏の風物詩、第21回うちのうらロケット祭りが8月8日、肝付町商工会内之浦支所横のイベント広場をメイン会場にして開催されました。
多くの来場者で賑わう祭りのメイン会場
夕方からのステージイベントの前には地元保育園児や小中学生による、みこし巡行が行われ、本神輿を担ぐ内之浦中学生は町内巡行の前に老人ホームを訪問し、神輿を披露しました。
この取り組みは中学生による地域貢献として、みこし巡行を見学できない施設利用者にお祭り気分を味わってもらいたいと5年前から同校が行っているもので、この日は22名の生徒が参加しました。
午後3時に施設に到着した生徒らは、車いすに乗った施設利用者約70人が居並ぶ玄関前で、「おじいちゃん、おばあちゃんの長生きを願って」と大声で口上を述べ、「わっしょいわっしょい」と激しく神輿を上下させ、長寿を祈願しました。
老人ホームで神輿を担ぐ生徒ら
その様子を楽しそうに見学していた施設利用者は「力いっぱいのパフォーマンスに元気をもらいました」と話していました。
施設での本神輿披露が終わると、一行はそのままメイン会場に移動し、町内を練り歩くみこし巡行に参加しました。小学生や園児たちは手づくりの神輿を担ぎ、商売繁盛、家内安全を祈願しました。
役場支所前で神輿を上下にゆらす子どもみこし
また午後6時からは特設ステージでさまざまな出し物があり、吹奏楽団の演奏や歌謡ショーなどで来場者を楽しませました。
吹奏楽団による演奏
さらに午後9時からは約3000発の打ち上げ花火が行われ、夜空に輝く大輪の花で祭りのフィナーレを飾りました。
間近で見物できると来場者から好評の打ち上げ花火
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