国民文化祭かごしま2015の一環として、おおすみ芸術祭が肝付町体育館を会場に11月1日から始まりました。
開催期間中は、6日間かけて会場に公園のような空間をつくっていく「タワー公園を作ろう!!」や下駄箱にイラストを展示する「ゲタ箱ギャラリー」、町内を主に撮影した映像作品や写真の展示のほか、ダンス体験やデジタル絵本などのワークショップが開催されます。
体育館入り口の「ゲタ箱ギャラリー」
「たくさんの方が応援・協力してくれたので、とても面白いものになると思います。参加型ですので、ぜひつくりに来てください」と同芸術祭実行委員長のJOUさんは呼びかけます。
1日には開会式が行われ、オープニング・パフォーマンスとして、高山吹奏楽団の生演奏に合わせ、車椅子ダンスチーム「い~すかあ」によるパフォーマンスが披露されました。生演奏に合わせてのパフォーマンスは「初めて」だったとのことで、メンバーはいつもと違う感覚を楽しんだ様子でした。
生演奏によるパフォーマンス
開会式後の記念撮影
また、「タワー公演を作ろう!!」を手掛ける町出身の舞台美術家、佐々木文美さんが会場内を案内し、展示されている作品について来場者に説明しました。
展示作品について説明する佐々木さん
こうしたアート中心のイベントのなかで、ちょっと異色で面白いのが「きもつきカフェ」です。1・3・7日の3日間限定ですが、町内にある授産事業施設のパン工房「こかげ」のパン販売のほか、地域の高齢者のみなさんが1日交代で手づくり品を販売するのです。
にぎわうカフェスペース
1日は「おやっどんのCAFÉ」として80代の前村高雄さんと窪田元彦さんが店頭に立ちました。商品は前村さんの奥さん手づくりのいも団子と窪田さんが自作の焼き芋機でつくった焼き芋です。
「おやっどんのCAFÉ」の二人
試食をすると買っていく人がほとんどで、「子どもがあっという間に食べたので」と再び買いに来るお客さんもいました。
小さなお客さんも
明日3日は池之園サロンメンバーが、7日は荒瀬・平後園サロンのメンバーが手づくり品を販売する予定です。来場した際には、ぜひのぞいてみてください。
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