内之浦湾沿岸で水揚げされた新鮮な魚介類を販売するロケット朝市が12月20日、内之浦漁協市場で開催されました。
朝市が開催された漁協市場
今回で4回目を迎えるこの朝市は、「地元でとれた魚をこの地から発信したい。地域活性化につなげたい」との思いから始まったもので、この日の朝に獲れた新鮮な海の幸が直売で提供されます。
ミズイカやアジ、カマス、金目鯛などが市場価格よりも格安で購入できるとあって、開始時間の午前9時前には販売ブースの前に長蛇の列ができ、買い物客らは持参したクーラーボックスを内之浦の地魚でいっぱいにしていました。
多くの買い物客で賑わう朝市
他にも野菜や果物、加工品などの販売ブースも設けられ、それぞれのコーナーで買い物をし、スタンプを集めて参加する抽選会もあり、野菜や鮮魚、加工品とさまざまな品を購入している人もいました。
イカ入り魚肉ソーセージを販売するブース
また150食限定で無償提供されるブリのふるまい汁やカマスの塩焼きも好評で、買い物を終えた来場者らは、味噌仕立てのあたたかい汁を美味しそうにすすっていました。
会場に設置された椅子に座ってふるまい汁を堪能する来場者
鹿屋市から買い物にきた80代の女性は「今日は、活魚のタイを購入しました。さっきまで生きていた新鮮なものです。今夜お鍋にしていただきたいと思います」と嬉しそうに話していました。
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