防災情報の共有を目的に大隅河川国道事務所管内光ファイバー網の相互接続等に関する協定書調印式が2月8日、肝付町役場・コミュニティーセンターで行われました。
式には関係者ら約15名が出席し、国土交通省九州地方整備局大隅河川国道事務所の加藤仁志所長と永野和行肝付町長が協定書への調印を行いました。
調印する永野町長(左)と加藤所長
この協定により、町は国交省のネットワークに接続して、雨量や水位、風速などの最新データのほか、肝属川や高山川、国道220号などに設置している監視カメラや防災ヘリのライブ映像などを閲覧することができるようになりました。
さらに同事務所とホットライン(直通専用回線)で結ばれ、テレビ電話を通じて会議をすることもでき、災害時にリアルタイムで各地のデータを把握し、より正確な情報を確実に共有することが可能です。
データを閲覧する永野町長ら
調印後、永野町長は「住民の安全のために連携を密にして災害対応を図っていきたい」と挨拶しました。その後、説明を聞きながらデータ閲覧やテレビ電話などネットワークシステムの操作方法を実際に確認しました。
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