砂浜と松林が長く伸びる肝付町・内之浦海岸。
この砂浜で、毎年夏になると、肝付町観光協会主催の「キス釣り大会」が開かれます。毎回、リピーターも多い人気イベントです。
今年(2019年)は、天候不良で1週間延期された7月28日に開催され、40名超が参加しました。
(松林が続く内之浦海岸)
当日は、早朝6時から受付開始。ぞくぞくとやって来た参加者が手続きを済ませて、浜辺に散っていきます。初心者はスタッフから餌の付け方や釣り竿の扱い方などを教えてもらって、挑戦していました。
風は少しあるものの、よく晴れて強い日差しのもと、それぞれが釣り竿を振り、しばらくすると、あちらこちらでキスやその他の魚が釣り上げられるようになりました。「キスは足で釣れ」との言葉もあるそうで、途中で移動する参加者の姿も見られました。
(ある程度の間隔をあけて海に向かって竿をふる参加者たち)
大潮に合わせての開催を予定していましたが、延期されたため、大会当日の潮の具合はそれほどよくなかったそう。それでも、まったく釣れなかった人はいず、初心者も楽しめたようでした。
(二人揃って釣り上げて、すてきな笑顔)
競技時間は11時までですが、10時から計量開始。早めに切り上げて計量する参加者もいます。この大会の賞は、キスの「総重量」や「大きさ(最大・最小)」などに分かれてさまざまな部門があるので、上位入賞のチャンスがだれにでもあります。
11時半過ぎからコスモピア内之浦で授賞式が始まり、旅行券や宿泊券、辺塚だいだい加工品のセット、スイカに豚肉などさまざまな賞品が入賞者に贈られ、賞品の内容が発表されると参加者たちから「おお!」などと声が上がっていました。また、入賞者以外にも抽選で賞品が当たり、今回は延期によるキャンセルが発生して人数が減ったこともあって、全員がなにかしらの賞品を手にしました。
※賞について、詳しくは肝付町観光協会のレポートを参照ください!
どんな魚が釣れるか興味があって初めて参加したという山本里久さん(鹿屋市・大姶良中学校3年生)は釣り竿が当選。家でフグとカレイを飼育しているそうで、「いると聞いて、釣れたらいいなと思っていたヒラメが釣れたので、とても興奮しました。家で飼います。また参加したいです」とうれしそうに話していました。
(参加したみなさんで記念撮影)
【2019年キス釣り大会情報】
◯参加費:大人(高校生以上)2000円、小中学生1000円、未就学児500円
◯道具のレンタル・販売
レンタル:釣り竿・ひと竿(餌つき)1500円
販売:仕掛け(釣り針)、重し、餌(岩ゴカイ)、発泡スチロール箱(クーラーボックス)
◯参加賞:コスモピア内之浦温泉入浴券など
◯主催:肝付町観光協会
【大会の様子】
(コスモピア内之浦の横を通って松林を抜けて会場へ)
(前日に観光協会スタッフらで清掃した海岸が会場)
(餌や仕掛けも販売)
(慣れていない人にはスタッフがサポート!)
(仲間から教えてもらうことも。釣り初心者は経験者と一緒に参加すると有利?!)
(座って釣る人の姿も)
(二人並んで釣る姿も)
(暑くなってくるとパラソルの日陰がうれしい!)
(釣り上げました!)
(釣り上げられたキス)
(いい笑顔で記念撮影)
(観光協会による、かき氷のサービスもあります!)
(キス以外の魚も釣れます)
(ヒラメと砂の中から見つかったというハマグリ)
(楽しんでます!)
(計量待ちの列)
(計量結果待ち)
(キス以外の魚にも賞があるので計量。イラ[左]もよく釣れていたようです)
(大物125g!でも、大賞はさらに大きい129gでした!)
(コスモピア内之浦にて授賞式)
(子どもの部「あんたが大勝」賞で記念撮影。発表のときは「やったー」の声も)
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