新型コロナウィルス感染拡大による全国対象の緊急事態宣言を受けて、営業自粛中の飲食店を応援する町商工会主催のドライブスルーテイクアウトが4月30日、5月1日の両日に旧高山駅前広場で行われました。
会場に設置された弁当配布用の特設テント
この企画は焼肉店や割烹、レストランなど全9店舗が製造したオリジナル弁当を同商工会が買い取り、販売することで町内の飲食店を盛り上げようとするもの。感染防止のためにドライブスルーテイクアウトという形を採用しました。
この日は一人2個限定で販売された
初日は5店舗の弁当が210個用意され、商工会職員や役場職員、飲食店スタッフが会計、交通誘導などの役割を分担して販売。700円相当の弁当が500円で提供されるということもあって、開始から30分ほどで完売するほどの盛況ぶりをみせました。
駅あと公園の舗装スペースにずらりと並ぶ車両
女性二人連れの高齢者は「普段は弁当をあまり買わないのですが珍しい取り組みだと思って、足を運びました。それぞれのお店で中身が違うようなので、ふたを開けてみるのが今から楽しみです」と、うれしそうに弁当を受け取っていました。
オリジナル弁当の一例
また商工会の上村裕太さんは「想像以上に人が集まり驚いています。現在置かれている飲食店の窮状をどうにかしようと企画しました。また、この取り組みがそれぞれの店舗での弁当販売につながれば、さらにうれしいですね」と話しました。
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