肝付町岸良地区の平田神社に伝わる伝統の祭事「ナゴシドン」が8月14日、同地区の岸良海岸で執り行われました。
本来なら岸良海岸の浜辺で神舞を奉納する神事なのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で神舞奉納、茅縄くぐりの中止、午前中開催など例年とは違う簡略化した形で祭事が進められました。
ナゴシドンのつなぎ手実行委員会の榮倉茂樹実行委員長は「昨年の台風、そして今年のコロナ禍の影響で、2年続けて神舞奉納ができないことがとても残念です。来年こそは通常通りの形で奉納できるようにと無病息災、悪疫退散と合わせて願いを込め神事に参加しました」と話しました。
今回はそんなナゴシドンをフォトレポートで紹介します。
ナゴシドンを執り行う岸良地区の平田神社
神社本殿で御祭神の神霊を神面にうつす神事
神霊を宿した神面は岸良海岸へと運ばれます
神面の清めは海水で行います
関係者のみで粛々と祭事が進められます
来年こそはと結束する関係者の面々
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