【情報局】令和2年高山流鏑馬―本番間近

10月19日に執り行われる令和2年の高山流鏑馬を目前に控えた12日、射手の晋賀くんと保存会メンバーらは、四十九所神社前の宮之馬場で本番さながらの練習に励んでいます。

今年はコロナ禍ということもあり、例年とは違った形(完全無観客)で行われる高山流鏑馬。そんな状況でもモチベーションは高く例年以上の熱気と思い入れが伝わってきます。

奉納の目的に悪疫退散が含まれているからかもしれません(コロナウイルスを悪疫と考えて)。

当の晋賀くんは順調に成長を続けていて保存会メンバーの1人によると「点数でいうと120点満点。何も言うことがなく、すぐに本番ができるほど。祝詞と弓受の儀の練習も始まっていますが、そちらも良くできています」と太鼓判を押していました。

この日は、流星号に騎乗しての練習で9本の的をすべて命中させていました。保存会の川野淳一会長は「晋賀くんの力量には目を見張るものがありますが、それ以上に2頭の馬の調子がいいことが順調に進んでいる要因だと考えています」と説明します。

そんな周りの好評価にあぐらをかくこともなく、たんたんと練習に取り組む晋賀くん。練習後のあいさつでは「本番まで1週間を切りましたが、最後まで気を緩めることなく練習に励みます」と話していました。

今後は16日まで練習を続け、17日に潮がけ、そのまま宮籠りに入り、19日に本番を迎えます。

※本番当日はLIVE配信を行います。こちらからご覧いただくかWEBで「きもつきチャンネル」と検索してください。FMきもつきの協力による実況、解説付きの中継になります。

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