完全無観客で執り行われた令和2年の高山流鏑馬神事。落馬という事故がありましたが大事に至らず9本中8本を的中させ、奉納を終えました。
今年は観客に披露する場が少なく、例年に比べモチベーションを維持することが難しい中でも最後まで気を緩めることなくやり遂げた射手の晋賀くんと高山流鏑馬保存会のメンバー。
「アクシデントがありましたが最後までやり遂げ無事奉納できたことがなにより」と安堵の表情を浮かべる父親の橋口晋也さん。晋賀くんは「落馬後、馬が思うようにならなくなったので、引いてもらいながら走ったことが悔しかった。でもそれ以上に伝統を繋げたことをうれしく思います」と清々しい表情で締めくくりました
今回は潮がけから本番までの様子を写真で振り返ります。
潮がけ当日はあいにくの雨。途中までは車で移動しました。
柏原海岸での神事の様子。次第に雨は小降りに。
潮を浴びてのお清め。この時には、ほぼ雨は上がっていました。
時折雨に打たれながらも帰りは歩いて戻りました。
射手の名前を取り入れた標語を掲げ晋賀くんを激励します。
10月19日朝、薄化粧を施し本番に臨みます。
準備が整い弓受けの儀へと向かう一行(photo:石川徳美)。
流鏑馬が奉納される四十九所神社。
弓受けの儀により神となった少年(photo①-③:石川徳美)。
アクシデントに見舞われながらも9本中8本を命中させました(photo③:石川徳美)。
ありがとう。
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