【情報局】宇宙へ続く道3提案―肝付サイクルツーリズム

コロナ禍において、感染症対策を徹底しつつ、いかにイベント等を開催していくかを検証するサイクルツーリズムのモニターイベントが12月5日、6日に肝付町で行われました。

やぶさめの里総合公園で行われた開会式

このイベントは観光庁の「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業として行われ、志布志市から国道448号線の海岸線を走るウエルカム宇宙の町・肝付コース。温泉施設の高山温泉ドームをスタートして、国道448号線を経由し内之浦宇宙空間観測所まで走る惑星ロード・銀河コース。肝付町広域を一周する上級アスリート向けの宇宙の町・肝付1周コースの3つが設定されました。

初日の5日は惑星ロード・銀河コースと宇宙の町・肝付1周コースで検証され、近隣の市町から21人のサイクリング愛好家が自前のロードバイクを持参して参加。スポーツ電動アシスト自転車(E-バイク)も貸し出され、未経験者からベテランライダーまで幅広い参加者層が肝付町の景観や食、文化を満喫しました。

また文化財などの立ち寄りポイントではガイド付きの案内もあり、参加者らは「趣味でこの辺りを走ったことはあるのですが、足を止めることなくいつも通り過ぎていました。ガイドの説明はわかりやすく、新たな発見がたくさんありました」と、喜んでいました。

二階堂家住宅

特に惑星ロード・銀河コースのゴール地点であるJAXA内之浦宇宙空間観測所の案内が評判良く、「あまり表に出てこない裏話も聞けて面白かったし、勉強にもなりました」とガイド付き観光に満足していました。

JAXA内之浦宇宙空間観測所

午後からはスタート地点(宇宙の町・肝付1周コースのゴール)に戻り、キッチンカーによる昼食が提供され、町の食材をふんだんに使った料理に舌鼓をうちました。

参加者からは「景色は素晴らしいし、料理は美味しい、おもてなしは温かいし言うことなしですね」と高評価を得ていました。

各所に設置されたエイドステーション(※1)では町産の食べ物や飲み物の提供も

※1=水分や食べ物を補給できるようにコースの途中に設けた施設

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